TOKYO KANGEKI LIFE

東京在住社畜OL。10年超のヅカヲタ。再燃した観劇熱を発散するために書いてます。毒吐き可能性あり、ご注意を。

宙組「王妃の館 -Château de la Reine-」/「VIVA! FESTA!」④

 終わりが見えない気がしてきた宙組感想第4弾。たぶん次はビバフェスじゃなくてスカピンです。

 

丹野二八(凛城きら)/丹野真夜(彩花まり)

 スラっとした黒スーツ姿がとてもお似合いのお二人。しーちゃんは「Bow Singing Workshop」でのあまりにもホッソリした姿を不安に思っていたので、スーツを着てくれてむしろ安心したかも笑。多言語話せる国際窃盗団の設定をもう少しフォーカスしてくれればなぁと思ったけど、尺的に難しかったのかな。説明で終わっちゃったのがちょっと残念。下田夫妻の捜索にもっと役立つとかね。実力派2人だからなおのこともったいない気がしたかな。

 

戸川光男(桜木みなと)

 本公演での出番もガンガン増え、さらには2回目のバウ主演まで決定するというノリにのってる爆上げずんちゃん。最近はすっかり痩せてお顔も端正に(化粧映えするよね)。期待の宙組御曹司。実力に瑕疵がなく、正統派な立ち姿は真飛聖さんを思い出します。
 戸川は可愛くてずんちゃんにピッタリ。同期同士だけど丸顔さんだからみりおんの部下役も違和感なし。95期はことれいがずば抜けてるもんだから、つい忘れちゃいますけど、まだまだ母性本能くすぐる可愛い系の役出来る学年なんですよね。(ことちゃんも可愛い役ほしい…)
 幕開きからワタワタずんちゃん。というかずっとワタワタしてる。Wブッキングのことをすぐ白状しちゃったり、岩波先生に喝入れられたり。普通に考えるとイライラするキャラなんですけど、ずんちゃんだから微笑ましくなる。可愛いイケメンはずるい。
 これからどんどん推
されるんだろうけどまだこういう爽やかな役を続けてほしいなと思ったり。某テ〇スの王子様並みの残像ポスターが話題の次回バウ主演作はどんなかんじなんだろー。

 

ディアナ(怜美うらら)

 美貌担当うらら嬢。シェイクスピアの夫婦役の時もつくづく思ったんですけど、うらら嬢ってまか様に似てますよね。あまりに2人が似てるからプティ・ルイの遥羽ららちゃんに「ご両親とあんまり似てないのね」って言いたくなるぐらい。
 今回劇中のお歌はまか様とのデュエットだけだったかな。少し高い声も出てきてるような?ただ自信がないのか声が小さい…つられてまか様も声が小さくなる…まか様自身も生来の歌うまじゃないから釣られちゃうんだろうなぁ。でも人外感のある美しさは、まか様が追い求める幻影としてピッタリでした。
 次作はまどか嬢とのWヒロイン。「翼~」のうえくみ先生だし、持ち味にあったいい描き方をしてくれるんじゃないだろうか。その後は…どうするんだろう。。正直ずっと前からヒロイン位置にいすぎてお腹いっぱい、というかトウがたっちゃったかなぁというところもあったり(私見です)

 

早見リツ子(純矢ちとせ )

 安心安定のせーこさん。敏腕で美人だけど自分自身の色恋は置いてきちゃった編集者。中学生の時から読んでるコバルト文庫のシリーズがあります、みたいなかんじの乙女な女性。個人的に大変共感するところがあるキャラでしたw。
 ピエールとの距離感に慌てふためいてる様子が可愛くて。ソラカズキとの学年差がうまーく役柄にマッチしておりました。あんな年下イケメンに迫られたらあぁなるわ~。他にも説明セリフを一手に引き受けたり(すごく分かりやすい)と縦横無尽なご活躍。私得のためにリツ子ちゃんとピエールのスピンオフをください笑。

 

ピエール(和希そら )

 ソラカズキー!!!!!! かーわーいーイーケーメーンーーー!!!!!!
 …ただコレを書きたいためだけのキャスト感想だったように思ってきました。だって可愛くてかっこよかったんだもん←。お察しかと思いますが、当方ご贔屓和希そら氏。正直、ちょっと出番少なすぎない?とか色々思うとこはありましたけど、ピエールという役が可愛かったからヨシとする(激甘)
 赤いバンダナを首に巻いた金髪フランス青年、なんという大型犬感(小柄だけどね)。
理想の年下彼氏すぎるピエールくん。自然に寄り添いエスコート、さりげなく特別扱いしてくれる。如才ないけどチャラくなくてまじめな好青年。フランス人は女性に若さを求めず、むしろ年を重ねた奥深さを評価するっていうけど、そらのピエールもまさしくそんな感じ。リツ子の知性と教養を尊敬し好意を寄せているかんじがしました。
 正直ピエールは賑やかし的な役回りなので(うっかりしてると現地ガイドということさえ忘れかねないかんじであっさり合流してくるもん。
)リツ子を思う気持ちとかもちろん説明されるわけないのですが、せーこさんを見るそらの目があまりにもキラキラして一途なもんだから妄想がはかどるわけです。現代的な若者の感性というかキラメキというかそういうものを感じたのは私だけではないはず(盲目)。
 リツ子よ、思い直してピエールを日本に連れて帰りなさい。最初は養うことになるだろうけど、なんかすっごいビジネス(語彙)とか始めちゃって大物になりそうな期待感があるから!(マクロンさん的なね。)
 大型化がすすむ今の宝塚だと小柄なそらは苦労することもたくさんだと思うんですけど、歌うまダンスうま演技力ありで雰囲気は現代的、という伸びしろにあふれた男役さんなので、今後もっと活躍の場が与えられて人気がでるといいなーと心の底から祈っております。がんばれー!